Save Children From Nuclear Pollution

2013年04月09日/ 音楽

Save Children From Nuclear Pollution



周年記念しまして、Spotify解禁!!

Little Masta with Maximum Vibration新作紹介。モンパチ崇氏、地獄車ヒロト氏他ゲスト多数参加。クンビア~スカ~レゲエをまたぐ音楽性に反原発/Anti-US BASEといったどぎついメッセージが突き刺さる渾身作。

Artist: Little Masta with Maximum Vibration
Title: Save Children From Nuclear Pollution
¥1,800(without tax)¥1,890(tax in) 2013.4.10. in stores
Label: MECALIC SOUND/MS-001

M-1 I hate Radiation
M-2 Chan Chan Dub(4040’s DUB for DUBJUANA MIDNIGHT SYSTEM)
M-3 Trill Ska
M-4 Hey NaNa
M-5 Volcano
M-6 Dark Sky (interlude)
M-7 Maricela
M-8 Colony
M-9 Damasareta
M-10 Bunben Room
M-11 Divorce (because of damaged Nuclear Power Plant)
M-12 Chan Chan

Produced, Directed & Arranged by Little Masta.
All songs written by Little Masta except M-2,12(Francisco Repilado) M-4(Los Pericos )M-7(Los Lobos)
Recorded at Sound Step Way(M-2,4,7,10,12) Studio El Sol (M-1,3,6,9,11)4th Park Studio(M-5)Mecalic Mobile Recording System(M-8)
Mixed by Don Kubota(M-1,6)Akio Chiba(M-4,7,10,12)Ryojin Kinjo(M-3,9,11)Little Masta(M-5,8)4040(M-2)
Mastering by Masahiro Kubota
Accordion, Organ, Moog, Keys etc: Little Masta
Drums: Hiroto Sueyoshi(M-1,3,6,9,11) Ryo Hirakiuchi(M-2,4,7,10,12)
Bass: Don Kubota(M-1,3,6,9,11) Yoko Tsujimura(M-2,4,7,10,12)
Guitar: Takashi Gima(M-1,3,9,11) Masahiro Koide(M-2,4,7,10,12)
Percussion: Takashi Gima, Hiroto Sueyoshi, Little Masta, Ryo Hirakiuchi
Vocal: Barby Higa(M-2,7,12)Little Masta(M-1,4,8,9,10,11)
Chorus: Atsuyoshi Uechi(M-1)Little Masta(M-7)Takashi Gima(M-11)
Trumpet: Shoji Ogawa(M-10)Yuji Matsumura(M-2,4,7)
Tenor Sax: Kentaro Kobayashi(M-4,7)
Voice: Ayuko & Kate(M-10)Kate(M-8)

Designed by FeyFon for Ch6
Thanx to MONGOL800, JIGOKUGURUMA, DUBJUANA MIDNIGHT SYSTEM, REI MASTROGIOVANNI, Bon Image Corporation, Disk Union

Little Masta with Maximum Vibration Info
http://littlemasta.bandcamp.com/

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http://twitter.com/littlemasta_now

YouTubeでミル
アマゾンで購入
iTunesでダウンロード!!

REC NOTES
2011年10月、子供を放射能汚染から守るために沖縄に移住した。大げさな、と思う人もいるかもしれない。御用学者から恐怖を煽る学者まで色んな人が色んな説を唱えているが、結局親である自分が自分で判断をしないといけない。体外/体内被曝が身体にどんな影響を与えるのか?正解をわかっている人は現状いない。という状況で少しでもましな環境を用意しようというのが移住の理由。一部人間関係が壊れた部分もあったが、もともと壊れていたのだと考えることにして、新しい環境で何ができるか、試行錯誤している。福島第一原発事故を契機に自分の社会に対する構え方も180°変わって中学生のころの尖った思考に戻ったような気もしている。音楽的にはFidel Nadalのサポートがきっかけでクンビアと出会ったのを昇華させていきたいというモチベーションがアルバム制作のダイナモになっている。沖縄は南の楽園でもなんでもなく極めて強いストレスを抱えている場所だが、ここでもやはり音楽と素晴らしい音楽家に助けられている。その感謝の意を込めて。

楽曲解説
M-1 I hate Radiation
福島第一原子力発電所事故が起きた直後の政府の対応の悪さ、核燃料冷却放射能汚染水を太平洋に大量放出した電力会社、への非難/批判、その後の放射能汚染給食問題を歌った作品。ダブ+クンビアは、フレンテクンビエロの影響。
M-2 Chan Chan Dub(4040’s DUB for DUBJUANA MIDNIGHT SYSTEM)
横綱イチバン→V&40→DUBJUANA MIDNIGHT SYSTEMとパンク出身、現在ダブ街道まっしぐら4040の作品。根がパンクなんだけど、、といったところが興味深くてお任せしてみた。Divorceでは、地獄車の良仁氏がダブに挑戦している。
M-3 Trill Ska
沖縄で組んだメンツ(DON久保田、地獄車ヒロト、モンパチ儀間崇)で1曲はスカをやりたいと思い、録音。オルガンのインストがハマるというのを第一条件に作った。
M-4 Hey NaNa(No Me Pares)
サンドカン+Blue Beat PlayersでLaurel Aitken 2002 Japan Tour時のセットリストをレゲエに。もともとはLOS PERICOSというイタリアのスカバンドのナンバー。日本語詞はとあるバンドマンでバンドの収入だけで生計を立てるのは苦しいが、パチプロで不足を補う猛者をモデルにしている。
M-5 Volcano
鍵盤奏者で集まってコンピ作ったら~みたいな話をDJ SASAに飲んだ時にしたらそのまま実現していた。演奏しているMicro Moogは、脱線3のレコーディングでビースティーボーイズの本拠地G-SON Studioに録音に行った際、LAの中古楽器屋で購入したもの。
M-6 Dark Sky
アナログレコードで言うA面とB面の区切りをつけたくインタールードを作ってみた。現在、名護で結成したダンスホールレゲエバンドJAHSTICEのトラックになっている。
M-7 Maricela
ロスロボス楽曲カヴァー。彼らのクンビア楽曲をカヴァーしてしまうと単なるコピーになってしまうので、衝撃を受けたコロッサルヘッドから選曲した。
M-8 Colony
沖縄県民大会で10万人が集まりデモで反対したにも関わらず、オスプレイが普天間米軍基地に強行配備された。人口140万人に対しての10万人である。オスプレイの安全性の問題はもとより、県民の意思を無視し物事が決定されてしまうところに一番の問題点を感じている。原因は日米安保に紐づく地位協定や、公にされない密約なのだが、これではまるで沖縄は米国/日本の植民地である。経済的には、国からの膨大な防衛予算から繰り出される数々の公共事業に頼りきっている。琉球王国時代のプライドはどこへ行ったのか?
M-9 Damasareta
原発誘致、運転には利権が絡んでいることは薄々感じていたが、事故が起き、再認識し、ここまで酷い実態を看過していた自分をも戒める意味で作品に。事故後の枝野の「ただちに健康に影響を与えるものではない」発言を人々はどうとらえているのだろう?あえて明るめの曲調にした。
M-10 Bunben Room
高齢出産にもかかわらず健康に産まれてきた娘に対して、父親として頑張ろうと素直に思った気持ちを作品にしている。ゲンズブールのレゲエ作品ぽいとメンバーから感想を言われ家のレコード棚をひっくり返して探して聞いてみたら、フイーリングは確かに近かった。
M-11 Divorce (because of damaged Nuclear Plant)
那覇新都心には原発事故で避難してきている家族が大勢いるが、父親は本土に残り、母親と子供だけ那覇、、というパターンも多い。仕事=金を重要視する父親と、子供の健康を最優先する母親とのあいだにだんだんミゾが出来、離婚の危機に瀕している例も少なくない。といった現状を表現した。英語詞にした理由は、沖縄には原発はないが、台湾/中国に老朽化した原発が稼動しており、国内に向けてのメッセージだけでは弱いと思ったから。
M-12 Chan Chan
ブエナビスタ代表曲のカヴァー。ボーカルは、ペルー育ちのバービィ比嘉。普段はピーチ・ジョンのモデルや、NHKエルムンドの司会アシスタントをしているが、密かにスペイン語で歌う機会を狙っていた、、らしい。



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Posted by リトルマスタ at 15:24│Comments(0)
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